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青龍

こんにちは。
コーエーCG部にて八葉フィギュアの監修を担当しております O.M.と申します。

今回は将臣と九郎の監修時のエピソードについて触れてみようと思います。

以前もお話ししましたが、
初見のフィギュアのインパクトは本当に感動でした。
衣装デザインも細かいところまで再現されていて、
小さな顔の中身も細い筆で精巧に描かれています。

八葉フィギュアシリーズは、武器の脱着が可能となっていまして、
監修の際は、武器を持たない状態で運ばれて来ます。
チェックするために武器をはめ込もうとするのですが、
監修時は大変壊れやすい材質でできた「原型」でのチェックとなるため、
なかなか武器を持たせる勇気が出ず、
恐る恐るフィギュアの手に武器をはめ込んでチェックをしたのを思い出します。

キャラクターCGを描くとき、キャラクターの身長差を正確に表現するためには、
想像以上の苦労を要します。
それと同様に、この八葉フィギュアについても
キャラクターの身長差を再現するためにさまざまな苦労が伴ったのではないかと思います。

将臣と九郎に関しましては、
将臣のほうが九郎よりも長身であるというキャラ設定にも関わらず
今回は将臣の体勢が中腰であるために、
将臣の方が小さく見えてしまうのではないかという懸念があったかと思います。
しかしながら、陣羽織の翻り方、刀の構え方などでボリューム感を整えることで、
ちょうどよいボリューム感になっていますね!

こうした原型師様のご配慮には本当に感謝し、また尊敬しています。
どうもありがとうございます!

お手に取っていただいた皆様方も、
そういった話を思い描きながらフィギュアを見ていただくことで
また違った視点で楽しめるのではないかと思います。

 

コーエーCG部 O.M.

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