遙かなる時空の中で３　八葉フィギュアシリーズblog

検品サンプルが届いたど～。

検品サンプルとは工場で量産中のサンプルを
いくつかちょっぱってきて
「ちゃんと指示通りにやってる～？」って
チェックするためのものです。

　

ここで問題が発見されると
量産一時ストップ。
初めからやり直しになります。

 

わ～感激☆
並ぶと更に実感。
「へぇぇ～、ほぉぉ～、ふぅう～ん」
デザイナーの最終チェック。

 

 パッケージのサイドからは
たつまきさんが自慢しておられましたツルピカのベースが綺麗に覗けます。
相変わらずニクイ演出（笑

 

 日本人特有の「チラ見え大好き」心理を良く分かってる。
さてはおぬしヘンタ･･･

キラコ

おかえりなさい、疲れたぁー？？
たつまきです。

皆さまこの遙か３フィギュアブログとともに
esブログのチェックもよろしくお願いしますよー。

さて今回のお題はフィギュアの足元を支える名脇役ベースです。

ロックバンドでもベーシストがすげー大事っていうくらい、
フィギュアにとってもベースってのはとても重要なんですよ。

そして、この八葉フィギュアシリーズもベースが気合いはいりまくりなのですよ。

なにせピカピカッ！指紋をつけたらただじゃあすまないぜっ、て感じの。
漆塗りの雰囲気にゴールドの模様が映える映えるっ！！

これは開発チームに調整を本当にがんばっていただきました。
あのツルツルのピカピカはちょっとやそっとじゃ出せないのです。
しかもあのヘタリアの原型も担当している磨田くんが
直接中国工場の現地にて調整してくれたのだー。頼りになるぜッ。

ちなみにあのベースの模様のデザインはパッケージをデザインしてくれた方と
同じ方ですよ。フィギュアの立ち位置に合わせてしっかりデザインされているのだ。
まあ素敵。

さらに言うと、
ベースの形状はおなじみキラコさんがデザイン、（角っこがいい感じ）
原型は北池衝角さんがつくってくれて、（忙しい中、ありがとう）
塗装（デコマス製作）はマザーＦさん。
（ちなみにマザーＦさんは八葉フィギュアシリーズの全塗装のディレクション
をしてくださっているので、そのうちこのブログにもコメントくれるはず。）

とまあ、こんな感じでベースひとつだけでもたくさんの人によって
つくられているのです。結構たいへんでしょ。

そんなわけでお値段以上の価値ありますよー。

大好評の八葉フィギュアシリーズ、
もうすぐ玄武組（平敦盛＆リズヴァーン）が予約締め切りですよー。
【たつまき】

でも工場側のミスはありました。

お分かりになりますでしょうか？
微妙に箔押しの色が違うんです。

結構スケジュールギリギリの段階で発見したものだったので
コーエー様にはご迷惑おかけしました（苦笑
すぐに手違いだと判明し
解決したので何事にも至らずに済んだんですがね～☆
商品開発はいつもハラハラドキドキ！
キラコ

チェックチェック。

　

チェックチェック。

チェックチェック
チェックチェック
ちぇ･･･
んっ！？

 

 
んん～～～！？
あれっ（汗；

ガーン↓↓↓

誤植発見･･･

うなだれるデザイナー
なぁんてことはありませんでした。
怒られそう（笑

いや、ホラね、
なんか写真がそんな感じだったから･･･。

ねっ。

キラコ

工場から見本とどいたよ～☆

早速デザイナーと2人でチェックチェック。

おお～。
やっぱりサンプルになって届くといっきに実感が湧いてきます。
商品になるんだな～、って。

感傷に浸るのはさておき、
チェックチェック。
こうやって出力見本と見比べて
工場での版に誤字脱字が発生していないか
色味は合っているのかなど全体をチェックしてきます。
　

結構ドキドキします。
この時点で入稿データに間違いが見つかる場合もあるから。（笑

その場合どうするかって･･･？

 

 
そりゃあ開発スタッフと上司に土下座ですよ（笑

いや･･･
笑えないんだけどさ。

ど～しようもない時は笑うしかないのだ！！

笑

キラコ

はやくも３回目の登場
たつまきです。

先生といえば！
もはやリズ先生しかいないッ。

今週はそんなリズヴァーン特集！！
はやくも中国工場よりPVCサンプルが届いたので
あらためてお勧めポイントを総復習だいっ。。

①顔は《覆面あり》と《覆面をとった素顔の火傷あり》の２種類付属！ゴージャス！！

②右腕（ひじから先）は回転可動！！
これで花断ちもばっちり。

③腰につけた短剣も鞘から抜けるんだよ
もちろんシャムシールをはずして右手に持たせることだってOK
　

④マントは着脱可能にしました！！
すげー大きいので造るのつらかったっス　←たまにグチってみる

いかがでしょーか？
何気にギミックもりだくさん！
原型製作期間も自分が担当した３体中で一番長かったですよ。

そんなわけで玄武組、リズヴァーンと平敦盛が絶賛予約受付中です！！！

【たつまき】

パッケージネタが出たので便乗しようかと思います。

つかね、ブログ始めた当初は企画の順を追って
いろいろご説明してこうかな～とかあれやこれやと考えてたのですが
たつまきさんとかの記事見てたら
そんなのどうでもいいやって思いました（笑

要は皆さんが楽しく読めればいいんですよね。
なんでとりとめもなく書いてく感じになっちゃってますが
今度こそ開発秘話！！（笑

で、パッケージネタですが、

工場出稿前の出力見本↓

すごい七色。
いや八葉だから八色か。

シリーズものなので8キャラ分のデザイン制作と入稿準備を
同時進行で頑張ってました。
デザイナーが。（笑

いや～
過去最多だと思います。
今までどんなに多くても4つ同時進行まででしたから
その2倍！！

本当にお疲れ様。
でも君の創るパッケージはいつも最高に素晴らしくて
色々なところで褒められるんだよ。

最高さね☆

なんで皆さんにも気に入っていただけるとうれしいな～(*^_^*)

キラコ

先週に引き続き２回目の登場
たつまきです。

がんばって週一ぐらいで投稿したいと思ってますので
応援よろしくお願いします。
といってもここをのぞきに来てくださるだけでＯＫですよー。

さて今週は、フィギュアのお値段に関して。。

えっ高いって？

えへへ、そのとおり。（きっぱり）

でもですよ！少しだけ言い訳・・・じゃなかった、
理由がちゃんとあるのですよ！

「工場の人件費が・・・」とか「原油高の影響で・・・」とかいう経済的な
はなしはよそにお任せするとして、
（でもこれもとても重要な要因ですよ。）

答えは簡単！
「遙かなる時空の中で３」の世界観を再現したいからっ！！

だってちいさなフィギュアじゃ再現は相当難しい。というかほぼ無理。
ＳＤにしたら再現じゃなくなるし。（それはそれでかわいいと思いますが(^.^)）

それに「１／１０って・・」って言いますが、
これはよくある１／８美少女フィギュアと大きさやボリュームはほぼ一緒なのです。

つまり１／１０サイズというのは表現も細かくできて、
大きすぎず、小さすぎずの練りに練られた
esシリーズが提唱する女性向けフィギュアの新しくて素晴らしいサイズなのですよ。
だってほかに１／１０ってあまりないでしょ。

また色を再現するための塗装の色数、作業工程もこのシリーズ、ハンパありません。
とうぜん色をたくさん使えばそれだけ手間もかかりますし。
また複雑な模様を再現するためにタンポ印刷という技術も多用しています。
さらには表現にあわせて髪の毛には硬い素材で、紐部分は柔らかい素材にして・・・

と、キリがないほどにこだわり盛りだくさんなので、今日はこのへんで(*^_^*)

とにかく、本当にがんばってつくられている八葉フィギュアシリーズ。
ひきつづきよろしくお願いいたします。

【たつまき】

こんにちは。キラコです。

ここへきて原型師さんからの記事をたくさんいただきまして
超ウレシイ！！^m^
お忙しいところたくさんのコメントありがとうございます。

でも読んでて思ったのが
私よりよっぽどしっかりした文章で･･･（笑
むしろ私が伝えたかったことすごく巧く言ってくれている！！（笑
も、バトンタッチしてよいですか･･･？(-”-)

いやいや、企画マンのこの情熱。
誰にも負けませんよ～～～！！！<`～´>

つ～ことで何から言おうかな。
ええと･･･
ええと･･･
えっと･･･　･･･　･･･

 

遙かスキっす！！！

笑

 

キラコ

こんにちは、たつまきです。
本日は緊急で、有川譲の原型製作を手がけた
松本江永さんからコメントをいただいたゾ。さっそくご紹介ッ！！

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皆様初めまして、有川譲の原型を担当いたしました松本江永です。
さてさて、唐突ではありますが、わたくしおそれ多くも名前を「こーえー」と発音いたします。
ゆえに、幼少の頃より常々何かを感じたりしておりましたので、
これはもう浅からぬ縁、
精一杯取り組まねばバチがあたると（？）
勝手な思い込みのプレッシャーを己に与えつつ
心をこめて制作させて頂きました。

制作にあたっての自分なりのこだわりですが、やはり眼鏡でしょうか。

眼鏡愛用者かつ眼鏡男子担当原型師（こちらも思い込みですが）としては
眼鏡な方々に失礼無きよう丁寧な仕事を心がけてみました。
ついつい力みすぎて細かく作り過ぎ～直しなどということもありましたが、
眼鏡越しの、はたまた眼鏡をはずした素顔などなど、いろいろな表情を楽しんで頂ければと思います。

『遙かなる時空の中で３』ファンの皆様はもちろんのこと、眼鏡が気になってしかたがないという方にも
ぜひお手に取って頂き、生活の中に眼鏡のある幸せを……いやいや、弓だったり袴だったり
ほかにもたくさん見所があると思います。よろしくお願い致します！！

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↓これは原型製作途中の貴重な一枚

いやーどうでしょうか？
メガネにはただならぬ（！？）こだわりが感じられますよね(^^♪
もちろん眼鏡以外のところもすげい造り込み具合ですよ！(
弓と矢もそうだし、袴の中までしっかり造型されておりますっ。

松本江永さんはじつはぼくが尊敬する原型師さんのお一人なのです。
映画系のリアルなものから（最近だとアイアンマンとか！）美少女系、
１／６の大きなものからワンコインフィギュアサイズの小さなものまで
そしてesシリーズでももはやお馴染み！！
すばらしい原型の数々をご製作されている方なのですよ。

そんな松本江永さんが原型製作した 天の白虎 有川譲！
コーエーGAMECITY様で予約締め切り間近！！
とにかく急いでGO！！！
（たつまきの手がけた地の白虎 梶原景時も併せてよろしくお願いしますねー(*^_^*)）

【たつまき】